みなさん、こんばんは。
季節外れの引越しをします、トモヤです。
今回は、賃貸の不動産物件の初期費用について、
誰でも簡単に難しい交渉不要で最安の見積書を取得する方法についてご紹介いたします!
引越しを考える際、初期費用のハードルはなかなか高いですよね。
会社の補助がある場合はまだしも、
その相場はおよそ家賃の4.5~5カ月分!と言われています。
今回は実際の見積書も見ながら
「企業が教えられない」「誰でも簡単に」というキーワードでご紹介していきます。
それではいってみましょう!
・賃貸アパートやマンションに引越し予定の方
・賃貸不動産の仕組みについて興味のある方
賃貸物件の初期費用を安く抑えるための企業が教えられない裏ワザは、複数の不動産仲介会社や同会社の複数店舗から相見積もりを取得することです。その理由は、賃貸物件の募集方法と賃貸不動産営業の心理が根拠です。
Contents
結論.初期費用はどれくらい安くなる?
早速ですが、誰でも簡単にという観点で、
『スーモ』『ホームズ』『at home』などの仲介サイトに登録されている物件であれば、
初期費用は定価のものから1ヶ月分の家賃以上は値引くことができます!
つまり、
月額家賃10万円程度の賃貸物件であれば、
10万円以上は安くなります!
100%と断言は出来ませんが、90%以上はできると思っていただいて構いません!
ちなみに、ネットで調べると「閑散期であるオフシーズンに交渉するのがお勧め」という内容が多かったりしますが、
本記事に記載の方法は時期関係無く使えるものですので、ご安心ください。
それでは、最安で初期費用の見積書を取得する方法について説明していきます。
物件選びからも実はポイントがあるのですが、
すでに希望物件がある方は読み飛ばしてください。
1.店舗訪問はリスク?内見以外はネットで完結するべき!
内見、契約は現地で…はもう時代遅れの効率の悪い行動パターンです。
引越しは可能な限りネットで時短するのが良いでしょう。
そして、
「誰でも簡単に」最安の初期費用を取得するために知っておきたい賃貸契約における“よくある間違い”についてです。
2.不動産会社によって取り扱う物件は決まってる
詳しくみていきましょう!
1-1.「営業担当と仲良くなった方が良い」は間違い!?
これが本当によくある、金銭的には勿体ない実は損してる可能性が高いというパターンです。
その理由は、
営業担当は「自身に出来るだけ多くの利益を出すための工夫を考える立場の人」だからです。
当然ですよね?
それが彼らのミッションであると同時に、
給与査定のモチベーションとなるわけですから。
これらを踏まえて、営業担当と何故仲良くなるのがリスクなのか?
2.営業担当は「売りたい物件」を紹介する
3.消費者側もその営業担当と契約したくなってしまう
この3点があるため、
営業担当は欲しい利益獲得の範囲内の提案をする傾向がある他、
わざわざ本気の価格勝負をする必要がなくなるのです。
蛇足ですが、不動産営業に限らず価格交渉権のある営業マンは皆同じ思考回路を持っていると考えておいて良いでしょう。
1-2.「不動産会社によって取り扱う物件は決まってる」は間違い!?
これも知らない方が多いので注意です。
2.管理会社
3.仲介会社
4.消費者(借りる側)
賃貸不動産物件の多くは、
大家さんが管理会社に賃貸物件の管理を委託し、
「REINS」という不動産会社だけが見られるデータベースに登録したものを仲介会社(大手で言うとエイブル社やミニミニ社、大東建託グループ等)の各社が見つけ、
その情報を「スーモ」「ホームズ」「at home」に自社向けに記載するという構造になっているのです。
つまり
「REINS」に登録されている物件であれば、どの仲介会社でも賃貸契約は可能なので、
前述の通り、あえて個別に営業担当とコミュニケーションを取る必要性は無いのです。
大家さんの意向で「REINS」に登録させないというパターンもありますが、ほとんどの大家さんは多くの人に募集をかけて早く入居者を見つけたいので「REINS」に登録させます。
1-3.物件選びはスーモか「オンライン接客型不動産」のサービス活用がお勧め
以上より、物件選びを可能な限りネットで完結させたい理由について理解いただけたと思います。
物件仲介サイトに関しては御三家の、
『スーモ』『ホームズ』『at home』を利用するのがシンプルなやり方ですが、
記載物件数の1番多い『スーモ』を活用するのが間違いありません。
またどうしても接客を受けながら物件選びをしたいという方向けの、
「オンライン接客型不動産」のサービスが最近では人気になってきているのでご紹介いたします。
1-4.『イエッティ』と『イエプラ』の違いは!?
「オンライン接客型不動産」のサービスで有名なのは、
『イエッティ』と『イエプラ』です。
どちらもサービス利用の流れは同じです!
2.AIから物件を提案される
3.チャットにて物件選びの相談
4.希望すれば営業担当とビデオ通話で相談可能
5.内見を設定(オンライン内見も可能)
6.契約手続き
使いこなせば、店舗訪問より遥かに簡単に物件選びをすることができます!
また、『イエッティ』と『イエプラ』の違いについても簡単に紹介します!
比較項目 | イエッティ | イエプラ |
サービス利用時間 | 10時~22時(水曜日定休) | 9時半~0時(定休日なし) |
対応エリア | 東京都:23区全域
神奈川県: 川崎市(宮前区、高津区、中原区、幸区、川崎区) 横浜市(港北区、神奈川区、西区、青葉区、鶴見区、中区) |
東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫 |
仲介手数料 | 賃料の最大0.5ヶ月分値引き | 賃料の1ヶ月分 |
『イエッティ』の特徴は、
仲介手数料が交渉不要で最初から最大50%引きが設定されていることです。
イエッティの対応エリア内での引越しを考えている方であれば、『イエプラ』よりも『イエッティ』がお勧めということになります。
ただし、この後ご紹介する方法を使えばもっと安く見積もれるのでご安心ください!
『イエプラ』の特徴は、
サービス利用時間の長さと対応エリアの広さです。
仲介手数料の点を除けば『イエプラ』の方が優れていると考えて良さそうです!
2.【重要】複数社/複数店舗への相見積もり依頼が最善の手段
ここが重要です!
物件選びをネットで完結させたところで、
本題の「企業が教えられない」「誰でも簡単に」最安で初期費用の見積書を取得する方法についてご紹介いたします。
それは…
「希望物件を元に、仲介会社複数社への相見積もりの依頼をする」です!
相見積もりとは、
何かを購入したりサービスを利用する際に同じ内容のものを複数の業者から見積もりを取得して比較することを言います。
ただし、ただ複数社に相見積もりを取ったところで、同じような内容の定価ベースの見積もりが送られてくるだけですので、
最も大事なポイントをお伝えします。
それは…
仲介会社の複数社/複数店を「競合」させることです!!
2-1.「競合」させるとどうなるの!?
それでは、以前に実際取得した見積書を2つ見ていきましょう。
ひとつ目は、定価ベースの見積書をご覧ください。
元々、敷金礼金無料のタイプの物件でしたが約45万円でした。
ふたつ目は、複数社を「競合」させた後に取得した見積書です。
もちろん起算日は同じです。
30万円を切りました!!
160,578円の差額です!!
月額家賃の1.5倍以上なので驚きです。
ちなみにこの見積書ですが、
後者は1ヶ月分フリーレント契約(1ヶ月分は賃料無料)と割安の保証会社のプラン適用という内容で作成してくれた分、
金額面に大きな差が生じたというものになります。
2-2.最もお勧めの競合のさせ方は各店舗に直接メール問い合わせ
見積書の取り方だけで、大きな金額差が生じるというのはご理解いただけたかと思います。
そのやり方について、
最もお勧めの各社に競合をさせる方法は、
各仲介会社や店舗ごとにメールフォームからの問い合わせです!
問い合わせ先の探し方は「新宿 仲介会社」等で検索して出てきたところ5社くらいで十分です。
以下の文面を参考にしてください。太字部分がポイントです。
初期費用の金額次第でぜひ○○の物件の申し込みをさせていただきたいと考えています。
まずは物件の初期費用の御見積もりをいただきたくご連絡いたしました。
(予算として50万円程度に収まるようであれば即決したいと考えております。)
尚、急ぎ検討を進めたく、大変恐縮ではございますが数社に本内容の問い合わせをさせていただいております。
何卒ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
○○は該当物件が分かればスーモのURLでも何でも良いですし、
具体的な予算があればそれを記載しても良いと思います。
これをすることにより全社が最安の見積書を用意してくるわけではありませんが、
多くの営業担当が「競合」を意識した、気合の入った見積書を提示してきます!
そしてその中に「最安の見積書」が眠っているのです!
尚、仲介会社に希望物件の募集ページがあるかどうかの確認は不要ですし、
同じ会社の店舗違いへの問い合わせでも問題ありません。
2-3.効率重視のお勧めはスーモ経由で各店舗に問い合わせ
問い合わせ先を見つけるのが面倒だったり、
何回も同じ文面で問い合わせするのが面倒くさい方向けに、
スーモで効率的に上記と近いことができる方法を紹介いたします!
まずスーモで該当物件のページをスクロールしていくと、
スーモに同じ物件を取り扱う仲介会社の一覧が見られます。
「不動産会社を選ぶ」をクリックします。
不動産会社ごとに「この店舗に問い合わせ」という項目があるので1社ずつクリックします。
お問い合わせページに飛ぶので「その他のご要望」欄に先ほどの問い合わせ用文面を100文字以内にまとめて送信します。
これを問い合わせしたい会社の数だけ同じ作業をすれば完了です!
もしスーモに希望物件を記載している仲介会社が少なければ、
直接、複数社/複数店舗のウェブページよりメール問い合わせする方法を考えましょう。
3.競合させるとどうして安くなるの!?
競合させることによって何故、営業担当は見積書を安く提示するのか、
それは、
営業担当は他者に契約を取られることを最も避けたいと考えているからです。
店舗に来たお客に関しては金額以外のところで交渉ができますが、
会っていないお客からの問い合わせに対しては、
金額面しか他者と差別化させる術が無いのです。
なので、他者に契約を取られるくらいならと、
「最安の見積書」を提示して、確実に契約を取りに来るという行動パターンをとるのです。
因みに、「他社」でなく「他者」と表現しているのは、
競合先は必ずしも別会社ではなく、
同じ会社の別の店舗であっても競合の形は変わりません。
つまり「A社a店」と「A社b店」に相見積もりを依頼しても同じ現象が起こります。
何故なら、店舗ごとに売上のノルマがあり、
また営業担当ごとにもノルマや売上に対するインセンティブがあるからです。
3-1.ほとんどの物件は仲介手数料を0円にできる!?
初期費用の項目で最も安くなりやすいのは、
「仲介手数料」です!
実はほとんどの物件は仲介手数料を0円にできるのです!
何故なら仲介会社の利益は仲介手数料だけでなく、
管理会社からの「広告料」という費用を受け取ることができるからです。
また、仲介手数料は保証会社利用料や鍵交換費用のような実費の存在しない費用なので、簡単に0円にしてくれるのです!
この項目については、
新築であろうが、人気の物件であろうが、
全く関係ありませんので、注意して確認しましょう!
3-2.家賃や敷金礼金の値下げは難易度が高め
企業が紹介する初期費用の下げやすい交渉項目として「家賃」や「敷金礼金」をあげているのですが、
これは、
人気の物件であれば難易度は高いですし、
人気の無い物件であれば可能だと思います。
理由は簡単で、大家さん側の視点で、
人気の物件であれば応募者が沢山いるので条件を下げる必要が無いからです。
逆に人気の無い物件なら、値下げできる可能性はあるとは思いますが、
仲介会社から管理会社並びに大家さんへの交渉が必要になるのでやはり難易度は高いです。
それに対して、
仲介手数料は仲介会社だけの問題になるので、
やはり最も安くしやすい項目になるのです。
4.まとめ
みなさん、いかがでしたでしょうか。
2.初期費用は複数社/複数店舗に相見積もり
3.ほとんどの物件は仲介手数料を0円にできる
構造を理解し、やり方を覚えれば、
引越しに際する費用を大幅に安く抑えられるかもしれませんよ!
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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