病院によって違う?処方された薬が多過ぎる気がしたので調べてみた結果

みなさん、こんばんは。
トモヤです、インフルエンザ先日治りました。

私ごとで恐縮なのですが、
先週までインフルエンザにかかっており、5日間程の闘病生活をおくっておりました。

久々のインフルエンザだったのですが、
今は昔とは違い、薬が進歩していますから
症状自体はあっという間に緩和され、
イメージよりは全然辛くありませんでした。

ただ辛くはなかったのですが…
父親に感染してしまいました。泣

マスク生活で予防していたんですけどね…。
ちょうどボクと入れ替わりで発症しましたね。

ところで、父はボクとは違う病院で、診断を受け処方箋をもらっていたのですが…

ここからが本題になります。

【本記事のターゲット】
・処方箋に疑問のある方

医者が薬をたくさん処方する理由

みなさん、感じたことはございませんか?
こんなに薬いるの?って。

ボクはありました。
感じたきっかけがこちらです。

左がボクの処方箋で右が父の処方箋です。

ボクが6種類の薬を処方されたのに対して、
父が処方されたのは2種類の薬のみ。

もちろん、診断結果はボクも父も同じインフルエンザ。
症状もほとんど同じ。

当然、父と年齢は30近く離れているし、
ドクターが医学的見地に基づき、
症状を診た上で、最良のものとして、これらを処方したという可能性もあります。

ですが、これは流石にどうなの…と
思わざるを得ませんでした。

薬の効用説明欄を読んでいて、
はっきりと、自分には不要なものだと感じる薬がちらほら。笑

1.そもそもインフルエンザを治す薬は2018年1月現在では存在しない

インフルエンザのウイルスを死滅させる薬はありません。

みなさんが、よくご存知のタミフルなんかは、
インフルエンザのウイルスの増殖を抑える薬になります。

ボクが今回処方されたイナビルという薬が、それにあたります。

増殖を抑える薬なので、増殖し切ってから飲んでは意味がありません。

なので発症から48時間以内に摂取しなければ、効果はありません。

48時間以内に処置すれば1〜2日くらいは治るスピードを早められるので、
インフルエンザの疑いがあったらすぐに、
病院に行くのがいいみたいです。

ちなみに現在、市場に流通しているインフルエンザの薬はこちらになります。

参照:元住吉こころみクリニックHP

そういうわけで、本来インフルエンザの治療に使われる薬は、
上記のうち1種類あれば十分です。

ただし、症状の緩和に必要な薬も一緒に出されることが一般的のようですね。
(ロキソニンを初めて飲みましたが、効果半端ないです。笑)

2.薬をたくさん処方するメリットはなに?

さあ、本題を追求していきましょう。

はい、色々と調べていたら、
意外?なことが分かりました。

医者は薬をたくさん処方しても、
特別儲からない。

あれ・・・?
ごめんなさい、正直、そういうことなんだろうなあと邪推して、
この記事を書こうと思ったのですが。笑

というのも、昔はある程度そういうことがあったようです。

ただしそれは、
厚生労働省が90年代後半から医薬分業を進め、無くなった。

どういうことかといいますと、
みなさん、いまって病院で処方箋をもらって外部の薬局とかに薬を頼むことが多いですよね?

つまり、病院で医者がたくさんの処方箋を出しても、病院は儲からないのです。

そもそも薬をたくさん出して儲かる仕組みというのは、
単に、薬の仕入れ値と販売値の差額分の利益を増やす、という仕組みのことなのですが、
病院で薬を出さない以上、
この仕組みは適応外になりますね。

いまでは少ない、病院で薬まで出してしまうところは、医薬分業が進んでいないという点で、医者が薬をたくさん出せば出すほど、収益が上がる構図を残してるということになります。

あくまで、仕組み上の話です。

また、逆に7種類以上の薬の処方箋を出すと、
医者側にペナルティーが発生し、
診療報酬点数が下がるという決まりもあるようです。

結果的に、医者が薬をたくさん処方する、
一般論的なメリットはありませんでした。

ただし、これは医療関係者からこっそり聞いた話ですが、
薬を6種類まではペナルティーなく処方できるので、
「とりあえず出しておけば何か効くだろう」の精神で薬を多めに出す医者はいるかもしれない…とのことでした。笑

ただし、これ自体に違法性はないですし、
怪しいなと感じたら、
別の病院に行くとか、薬剤師の方に相談するとか、
選択肢がボクらにはありますからね。

3.まとめ

いかがだったでしょうか?

自分でも予想とはちがう結果になってしまったのですが、
詰まるところ、薬の処方の仕方は完全に医者の主観に依存しているということでしょう。

たくさん薬を出して、
患者さんが安心するということもあるのかもしれません。

社会問題、医療費問題をテーマとして語るのであれば、必要以上に薬を処方するのは完全にアウトですが。

とにかく、薬をたくさん処方する医者の一般的なメリットは、
現代においてはありません。

みなさんは、ボクのように妙な邪推はしないようにしてくださいね!笑

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