こんにちは!
投資関係の本をいくつか読んでまとめてみました!コウノスケです。
今回は初心者にもおすすめの投資方法について、紹介したいと思います!
バンガード社が提供する米国ETF
「VTI」か「VOO」を長期投資として定期的に買おうという内容です。
なぜ、投資初心者の方が投資を始める際
「VTI」か「VOO」の長期投資が良いのか、理由を含め、紹介していきます。
それでは、いってみましょう!
・「投資」を始めたいとお考えの方
・初心者向けの投資方法を知りたい方
・米国 ETFの「VTI」「VOO」に興味がある方
Contents
0.結論:なぜ、米国ETF「VTI」か「VOO」から始めるべきなのか
ETF(Exchange Traded Fund)とは
「上場投資信託」のことで、株式と同様に手軽に売買ができる投資信託の一種です。
今回紹介するのは
米国のETFとして、世界最大規模の資産運用会社、バンガード社が提供している下記の銘柄です。
→バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
・VOO
→バンガード・S&P500 ETF
結論として
これから投資を始めたい、投資初心者の方は、バンガード社が提供する米国ETF
「VTI」か「VOO」を長期投資として、定期的に買うことから始めることをお勧めします。
理由としては、大きく下記の3点です!
- 「分散投資」により、リスクが少なく投資できる
- 成長可能性が高い「米国市場」への投資である
- 「ETF」の長期投資は初心者でもはじめやすい
それぞれ、具体的に説明をしていきます。
1.「分散投資」により、リスクが少なく投資できる
「分散投資」について、下記の2点を紹介していきます。
- なぜ「分散投資」はリスクヘッジに有効なのか
- 「VTI」「VOO」の投資対象について
「投資」と聞くと、お金を失うリスクを恐れて踏み出せない方も多いと思います。
たしかに「投資」はある程度のリスクがつきものです。
しかし、適切にリスクヘッジを行うことで
お金を減らす可能性を限りなく低く、増やす可能性を限りなく高くすることができます。
リスクヘッジとして1番有効な方法は「分散投資」です!
1-1.なぜ「分散投資」はリスクヘッジに有効なのか
投資の世界には「卵は1つのカゴに盛るな」という格言があります。
資産は1つに集中させるのではなく、「分散」させようという意味です。
1つの資産に集中して投資した場合
その資産の運用が悪化すると運用自体に大きな影響を及ぼします。
しかし、複数の資産に分けて投資しておけば
1つの資産の運用成績が悪くても、他の資産の運用成績が良ければ、マイナスをカバーしてくれることが期待できます。
これが「分散投資」の効果です。
1-2.「VTI」「VOO」の投資対象について
「VTI」「VOO」はどちらも
米国のNYダウに上場している会社の株を“満遍なく買う”投資信託の一種です。
個別銘柄を1つ1つ選ぶ必要がなく、選定された優良企業の株をまとめてパックで買うようなイメージ。
つまり、「分散投資」が可能です!
それぞれの投資対象は、下記になります。
- VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
⇒「GAFA(GAFAM)」 に代表される米国の主要な大企業群「S&P500」を中心に
中小企業を含めた米国株 約4,000社の銘柄への投資が行われています。
- VOO(バンガード・S&P500 ETF)
⇒「S&P500」とあるように、米国の主要な大企業群「S&P500」に連動するETFで
米国株500銘柄への投資が行われています。
上記2つは、投資先の銘柄数以外に大きな差はありません。
また、どちらも経費率(収入に対する経費の構成比率)が0.03%と高くないことから、取引にかかるコストが低いことも特徴です。
2.成長可能性が高い「米国市場」への投資である
「VTI」「VOO」の成長可能性について
下記の2点を紹介していきます。
- 「VTI」のチャートについて
- 「VOO」のチャートについて
結論から言うと
どちらも、過去の運用実績が非常に高いことが特徴です。
ITバブルの崩壊やリーマンショック・コロナショック等の大きな下落があった後も
長期的には、それらを乗り越え右肩上がりに成長しています。
それぞれのチャートを詳しく紹介していきます!
2-1.「VTI」のチャートについて
2001年5月に設定されたVTIは、20年以上に渡って運用されているETFです。
以下のグラフは、設定時から2021年12月現在までの「VTI」のチャートになります。
「VTI」チャート
参照:Vanguard Total Stock Market Index Fund;ETF – MSN マネー
見てわかる通り、ITバブルの崩壊やリーマンショック
直近では、コロナウイルス、オミクロン株の蔓延が警戒されたタイミングで、株価が下落しているものの
長期で見ると元の水準に戻り、さらに成長を続けています。
一株あたりの株価は、237.35ドル(2021年12月13日 現在)
VOOと比べると、一株あたりの株価が安くて購入しやすく
投資対象も約4,000社と多く、より「分散投資」ができているため、“ローリスク・ローリターン”で安定しており、確実性が高いと言えます。
2-2.「VOO」のチャートについて
2010年9月に設定されたVOOは、米国上位500社を構成銘柄として運用されているETFです。
「VOO」チャート
参照:Vanguard 500 Index Fund;ETF – MSN マネー
見てわかる通り、VTIとVOOの株価の推移はほぼ同じです。
VOOもVTIと同様に、社会に大きな打撃を与える事象が発生した時には下落しているものの
長期で見ると元の水準に戻り、さらに成長を続けています。
一株あたりの株価は、429.01ドル(2021年12月13日 現在)
米国経済をリードする銘柄を中心に投資対象としているVOOは、充分「分散投資」ができていますが
VTIと比べると、一株あたりの株価が高く、投資対象も絞られているため、より“ハイリスク・ハイリターン”での投資を行いたい方に向いていると言えます。
3.「ETF」の長期投資は初心者でもはじめやすい
「ETF」による長期投資について
下記の2点を紹介していきます。
- 「ETF」のメリット
- 「ETF」のデメリット
「ETF」は“証券取引所に上場している投資信託”という制度になります!
投資信託による「分散投資」を、より簡単に行えるようにした新しい制度というイメージが分かりやすいと思います。
なぜ、「ETF」による投資が初心者にも向いているのか
メリット、デメリットを踏まえて紹介していきます。
3-1.「ETF」のメリット
前述した「分散投資」ができるという1番大きなメリットを含め
下記が、「ETF」による投資を行う上でのメリットになります。
- 個別株を1つ買うのではなく、選定された株をまとめて買う「分散投資」が可能
- 投資信託の”売買がしにくい”という点が改善されている
- 値動きがわかりやすく、リアルタイムで売買を行うことができる
- 運用にかかるコストが低い
- 将来、個別銘柄などに挑戦したい人も、買い方は同じなので練習や勉強になる
3-2.「ETF」のデメリット
「ETF」のデメリットは、下記の2つだけです。
- 分配金の再投資が自動でできない
- 国内ETFと比べると売買手数料が割高で、為替変動リスクがある
分配金とは、運用成果で得た利益を一定額、その株を持っている人に還元する仕組みです。
「VTI」「VOO」はどちらも、年に4回分配金が配られます(2021年12月 現在)
その分配金で、自動的に買っている株を買い増すことができないということがデメリットですが
受けとった分配金で、自分自身で買い増せば問題ありません。
また、米国のETFを買うわけなので、売買手数料と為替のリスクはあります。
運用コストが低いことがETFの魅力の1つですが、頻繁に売買を繰り返すと各取引時にかかる手数料がかさみ、運用コストが低いという恩恵が薄れてしまう可能性があります。
ある程度まとまったお金で購入をすることが、リスク回避に繋がるのでおすすめです。
4.まとめ
みなさま、いかがでしたでしょうか?
今回は、投資初心者の方向けに
バンガード社が提供する米国ETF
「VTI」か「VOO」を長期投資として定期的に買うことから始めることをお勧めさせていただきました。
理由としては、大きく下記の3点です!
- 「分散投資」により、リスクが少なく投資できる
- 成長可能性が高い「米国市場」への投資である
- 「ETF」の長期投資は初心者でもはじめやすい
僕は、「VTI」を長期投資として、10万~30万ずつ定期的に購入をしています。
個人的には「VTI」のみに投資していれば良いのではないかと思う程、運用成果が安定をしているため
これから投資を始めたい方の入口として、とてもお勧めです。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!
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